C h a p t e r 01

人々

当たり前に「つながる」日常を守る
プロフェッショナルでありたい。
つながりを絶やさぬため、
今日も奔走し続ける。

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電波が届かず困っている人はいないか。 新たな電波改善のために
声なき声に耳を傾け
自ら現場に足を運ぶ人がいる。
24時間365日、無事に人々の元に
電波が届けられていることを
見守り続ける人々がいる。
労力を惜しまない。
つなげたい想いが私たちを突き動かす。

人の手でつなぐ

基地局の建設から運用まで

調査・資材搬入

基地局を建てる前に必要となる、入念な現地調査と計画。資材や設置スペース、搬入経路を確認し、安全性の確保に努める。車両では資材が運べない山奥は、ヘリコプターで搬入をする。現場とオフィスのデータ共有などもICTを導入して、これらの作業効率を高めている。

すべてはより早く、この地域の人々がつながるために。つなげるためなら、ソフトバンクは不可能を可能にする。

基地局建設

鉄塔型の基地局の建設は、およそ半年から1年の期間を要する。地面を掘り、杭を打ち、基礎をつくり、鉄塔を建て、アンテナを設置し、ケーブルを配線し、外構を建てる。無線基地局の免許を取得し、ようやく電波が飛ばせるようになる。

文章にして数行。その中に膨大な時間と労力が詰まっている。

監視・メンテナンス

24時間365日動き続ける、ソフトバンクの監視センター。ネットワークは生き物のように変化し続けるので、問題があった際にすぐに対応できるように常に監視が必要だ。人工知能も活用し、より強固な監視体制を実現している。

年間9,000件にも及ぶ基地局の定期メンテナンスを実施し、つながりの絶えない世界をこうして守っている。

通信サービスのプロとして

つなげる努力を惜しまない

搬送可能な基地局「はまちゃん1号」

移動型の臨時基地局には、開発者でソフトバンク社員の浜田の名前が付けられている。
「どんな場所でも、少ない手間と時間で組み立てて、すぐに使えるようにしてある。」
トラックの荷台から降ろされてわずか3時間半で組みあがり、あとは電波送信のテストをするだけとなった。
基地局の建て替えやメンテナンス作業時に、広範囲のエリアをカバーする臨時基地局を立てて電波が切れることを防いでいる。他にも、すぐに基地局が開設できない場合など、あらゆる状況に合わせて使えるようになっている。

浜田いわく「はまちゃん1号」の魅力は据え置いて長期無人運用できることにあると言う。
「車型のものは24時間人が乗っていなくてはならないから、リソース・コストがかかる。それでいい場合もあるが、そうではない案件も多い。そんな状況をひとつひとつ拾い、どんな時でも電波が途切れることを防ぎたい。」
開発では何度も改善を繰り返し、1年という時間をかけて完成させた。その中には、日常的に使える設計を随所に施すことで汎用性の高さや活用場所の広さを実現している。

「ソフトバンクという会社は自由な発想が求められ、それを実現できる環境がある企業。他がどうしているからじゃない、我々がどうすればお客さまに不便をかけないか。それが一番大事なこと。」
「はまちゃん1号」の完成から約1年が経過した今、全国にその活動の幅を広げ、今では「はまちゃん待ち」が出来ているという。
1号機以上にサービス品質、機動性に優れた2号機の開発も終えており、これから始まる試験運用後の活躍が期待されている。

都市部での定期的な電波改善

ビルが密集する都市部などでは、屋内でつながりにくくなることがある。ソフトバンクでは、お客さまからの要望や、独自に収集したエラーレポートからシミュレーションツールで解析したデータをもとに、電波がつながりにくい地点を特定。測定を行い、既設の基地局の調整や、新たな基地局を設置することで、日々電波の品質改善に努めている。

局所的にトラフィックが高い路地があれば、その路地に「ストリートセル」という小型の基地局をビルの壁に設置し、つながる毎日を維持している。

VRを活用した訓練で安全性を高める

基地局の作業には危険がつきもの。鉄塔型の基地局では地上から40mの高所で複雑な作業をすることもあり、安全性において1つの失敗も許されない完璧な仕事が要求される。

ソフトバンクでは、作業者視点で危険性の高いポイントを360度カメラやドローンを用いて撮影。現場作業者にVRを活用した訓練コンテンツとして展開することで、より作業の安全性を高め、安定的につなげることに努めている。

訓練映像のサンプル(360度VR動画)

安定したつながりをつくり、守る。
どこでもつながるを目指して、挑み続ける。