C h a p t e r 01

安心

災害による「孤独」をなくすため、
私たちは「情報=ライフライン」と考える。
大切な人の声を届け、絶えず情報をつなぐことで
不安から少しでも解放されるように。

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私たちは、つながることは
ライフラインだと考える。
連絡を取り合えること、
正確な情報を得られることで、
人々から一刻も早く不安をなくしたい。
日頃から災害に備え、
訓練を続けることが、
いつか来る日のつながりを守る。

いつか来る「その日」のために

“もしも”のための基地局

つながりが途絶える可能性を100%否定はできない。
もしも災害エリアの基地局が深刻なダメージを受けたら。災害を想定した実働訓練では、応急復旧のシミュレーションも実施する。移動基地局車や可搬型基地局、気球型基地局。
ソフトバンクは、あらゆる手段で人々の元につながりを取り戻す。その準備に労力は惜しまない。

日本初、気球基地局による
通信環境改善

空に浮かぶ気球の基地局が誕生したきっかけ―。
それは、東日本大震災。
一刻も早くサービスエリアを復旧させたい想いから開発が進められ、今では全国主要拠点に配置されている。

2016年の熊本震災で初めて使用され、被災地へ向かうための重要ルートとなる山間部エリアでの通信を確保し、多くの人々のつながりを生み出した。

1秒でも早く、
つながる安心を届けるため

ソフトバンクは毎年大規模な災害を想定し、自治体や自衛隊とも合同で訓練を実施する。
現地で復旧作業を行う技術者だけではない。あらゆる職種の社員が自ら手を挙げ訓練に参加する。

より具体的な動きをイメージしながら訓練に取り組み、復旧対応に備える。
いつか来るかもしれないその日のために。

災害時の「つなげる」取り組み

大規模土砂災害で実感した「つながる安心」

大規模土砂災害で実感した
「つながる安心」

2013年10月に発生した台風によって、伊豆大島では記録的な大雨となり、甚大な被害が発生。当時、伊豆大島のホテル「椿園」では、宿泊者や従業員、その家族が寝泊まりしていた。しかし深夜から台風の影響で停電となり、ホテルの1階に流れ込んだ土砂や雨水によって行き来できなくなり、1階の宿泊客を避難させながら一夜を過ごした。(写真は当時の被害状況)

その時、文字通り支えになったのは、ホテルの敷地内にあったソフトバンクの鉄塔型基地局。鉄塔の基礎工事の際、大島の地盤は固いため、かなり深くまで削って丁寧に工事を進めた。その結果、偶然にも鉄塔が流木などを含んだ土石流をせき止めて被害を減少した。さらに鉄塔が倒壊せずに無事だったため、携帯電話を通して宿泊者の安否確認や警察と連絡を取れる状況につながった。

「停電で固定電話が使えなかったので、携帯電話がつながるのは本当に安心で心強かった」と椿園の社長 清水豊典さんと女将の清水勝子さんは当時を語る。「私たちの命は鉄塔のおかげで助かった」

女将からは、災害後すぐに私たちへ感謝の手紙が届いている。

「つながる安心」で人々に豊かな未来を。
今日よりもつながる明日へ。