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東京ミッドタウンで開催された「+Style Exhibition」をレポート。多くのIoT製品が展示され、実際に触って体験できたイベントの様子や会場で新しい製品をピックアップしてご紹介。また、今回のイベントのテーマや数々のIoT製品がどのような経緯で展示されたのか、+Styleの秋田 光生(あきた みつお)に話を聞いた。

最新のIoT製品に触れて体験できる「+Style Exhibition」

+Styleとして初めて開催した「+Style Exhibition」。これまで身近にはなかったような最新のIoT製品の数々に触れることができるイベントとあって来場者で賑わうなか、+Styleの秋田が会場を案内してくれた。まず、展示スペースで最初に触れたのは、自宅にいるペットの様子を見たり会話ができ、遠隔操作でおやつを出すコミュニケーションもとれる「Furbo(ファーボ)」。そして隣には音声認識で飼い主を理解したり、ジェスチャーにも反応するロボット犬「Meet CHip」もおり、ペット関連製品の面白さや「Meet CHip」の可愛らしさに思わず手が伸びた。続いて紹介されたのは「TrackR brabo /TrackR wallet」。置き忘れや紛失した場合に追跡な可能なBluetoothトラッカーで、キーホルダータイプと財布などに入るカードタイプがあり、Crowd GPSにより紛失物の追跡も可能だという。
ひときわ不思議な雰囲気を漂わせていたのが「Mars by crazybaby(TM)」。筒の上に円盤状の物体が浮いているのだが、実はこれ、磁力によって空中に浮遊するBluetooth対応のスピーカー。持ち運びもでき、お風呂やビーチなどでも利用可能なのだという。また、「RAKU.TSUKU」はお手頃な月々定額の割賦(かっぷ)で導入できる3Dプリンタ。3Dデータコンテンツの配信や、困りごとの際にはコンシェルジュサービスも付いているとのこと。さらに、サムスンが提供する男性用のスマートベルト「WELT(ウェルト)」は日本で初公開。ベルトとして身に付けるだけでウエストのサイズや歩数、椅子に座っている時間などを計測し、健康管理に活用できる男性用のスマートベルト。おなか周りが気になる人には必須のアイテムだ。
会場ではファンタジーな旅も体験できた。「JOY!VR 宇宙の旅人」は宇宙空間を360度自由に移動しVR(バーチャルリアリティ)が楽しめるという。実際にVRアプリを起動したスマホをゴーグルにセットし装着すると、視界の向こうには宇宙空間が広がっており、思わず操作に力が入った。また、壁を走るデジタルサイネージ型のロボット「うぉーるぼっとLED」は裏面に磁石を搭載し、ホワイトボードや冷蔵庫などの壁を自在に走行できる製品。会場ではデモで壁に書かれた迷路を抜ける体験が楽しめた。そしてもうひとつ紹介されたのが、スマホと連動し、簡単な操作でドアの解錠などができるドアノブ型のスマートデバイス「AMADAS」。専用アプリを通じて家族や友人に解錠の権利を与えることができるほか、電池が切れても解錠できる仕組みを採用しているという。これはセキュリティ面で魅力を感じた。
IoT製品に触れて体験することができる「+Style Exhibition」。新しさや驚きを実感しながら、便利な製品に囲まれた暮らしをイメージできるイベントであった。

IoT製品から広がる企業・人のネットワーク

- 「+Style Exhibition」のテーマを教えてください。
秋田 :+Styleでは毎月、プレスの方々を集めて製品の発表会を開催していますが、エンドユーザが触れられる機会を設けていませんでした。今回、東京ミッドタウンから10日間という期間をいただいたので、しっかりお客さまにご説明しタッチ&トライができることをテーマにしようと考えました。また、+StyleはオンラインでIoT製品を販売してきましたが、会場でも買えるようにしてお客さまの反応を確かめ、これからの製品販売の参考にしようと思っています。
- 「WELT」はどのような経緯のもと、+Styleで取り扱うことになったのですか?
秋田 :去年ドイツで開催された国際的な家電ショー「IFA」と、同じくアメリカで開催されたCESで「WELT」の発表があったのですが、その間に「+Styleで展開しませんか?」とお声がけをしました。一方、サムソンは「BEANPOLE」というファッションブランドを持っており、韓国では有名なのですが日本ではまだ知られていません。そのため「WELT」のような新しい製品をきっかけに日本市場へ参入していきたいという考えを持っていました。話し合いの中で「WELT」はスマホで操作できるIoT製品なので百貨店でも服飾店でもなく、ソフトバンクから発売する運びとなったのです。2016年11月には+Styleで予約販売を開始し、12月から製品が出荷される予定です。
- 「JOY!VR 宇宙の旅人」のタカラトミーとは以前から接点があったのですか?
秋田 :私が「タッグを組みたい!」とタカラトミーに直接赴き、二つ返事をいただきました。タカラトミーは言わずと知れた玩具メーカーなので、たくさんの販売チャネルを持っています。ただ、スマホを絡めるとデモのできる場所も限られてしまうため、良いチャネルがないか探しているところでした。タカラトミーはアプリやVRの開発体制はしっかりしたものがあります。+Styleで販売していくにあたり特別版をご用意するのでご期待ください。
- 「DoT.(Design of Things)」における、デザイン事務所「nendo」とのコラボレーションについて教えてください。
秋田 :nendoは今後、自分たちのデザイン力を発揮していく場所のひとつとしてIoT分野を見据えています。既存の技術を使いIoT製品の提案をする際、お客さまに新しい価値が伝わるインターフェースをデザインしたいという考えを持っており、今回私どものネットワークを通じてコラボレーションする運びとなりました。中田 英寿氏がプロデュースに参加した「日本酒セラー」も、nendoが持つネットワークからコラボレーションが実現しました。IoT製品をテーマに人が人を呼び、こうしたネットワークが生まれることも+Styleの醍醐味のひとつですね。
- 3Dプリンタ「RAKU.TUKU」を24回払いで展開するそうですが、割賦を導入した理由を教えてください。
秋田 :+Styleで多様な販売スキームを作りたかったのです。IoT製品は暮らしを便利なものにしてくれますが生活必需品ではないため、高額になると一括払いを躊躇するケースも多いと思っています。そのため割賦やレンタル、ポイント制を導入するなど色々な方法を模索し、お支払いしやすい方法でIoT製品の便利さを1人でも多くの人に体験してもらいたいと考えています。
- ARM社の技術を生かした「うぉーるぼっとLED」を展示していますが、今後ARM社とどのような連携をお考えですか?
秋田 :ARM社のテクノロジーは世界中の携帯電話やPCに使われています。こうしたテクノロジーとモノを組み合わせ、生活を便利にできるARMの技術・取り組みはIoTの先駆けだと思うので、うまく連携し人のためになるIoTを創造していきたいと考えています。また、現在はARM社が持つテクノロジーを活かした製品を販売する流れですが、将来的には+Styleから提案をして、一緒に新しいIoT製品を作っていくことができればと思っています。
- なぜ「TrackR bravo/TrackR wallet」をラインアップに加えようと思ったのですか?
秋田 :これは私自身の見解なのですが、2020年に行われるスポーツの祭典を意識し、今のうちから製品の認知を広げるために+Styleで取り上げました。たくさんの方々が海外から来れば、きっと落とし物もたくさん増える、そこを狙っています。「TrackR bravo/TrackR wallet」があれば、快適に過ごせる人が増えるかもしれませんよね。また、今回ご紹介した製品を含め、量販店や百貨店へ販売チャネルを広げる取り組みも行っていきます。これからもあっと驚くようなIoT製品を皆さまにご提案していこうと考えているので、ぜひご期待ください。
東京ミッドタウンで開催された「+Style Exhibition」では、サムスンやタカラトミーなどの大手も参入し製品の提供を行ったほか、ソフトバンクグループとなったARM社の技術を用いた製品なども展示され、多くの企業がIoT市場の成長に期待し関心を持っていることが見て取れた。また、+Styleの秋田へのインタビューでは、いくつかの製品が展示されることになった経緯に触れ、IoTをきっかけに企業や人のネットワークが広がっていること、さらに、これからも世の中が驚くようなIoT製品を+Styleで提案していきたいという想いが語られた。

(取材日 2016.10.21)
 
+Style
https://plusstyle.jp/
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