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ソフトバンクグループの法人向けイベント「SoftBank World 2017」の展示会場には、ソフトバンクグループをはじめ、パートナー各社の最新ソリューションが数多く展示された。AI、IoT、Pepperを使ってビジネス変革や集客アップを図る、セキュリティを強化して、大切なデータを守るなど、次世代のビジネスを形作るさまざまなソリューションが詰めかけた来場者の注目を集めた。

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感情を持った「つながるクルマ」に試乗!

展示会場の中央には、ルネサスの第3世代R-CarプラットフォームとCocoro SBの感情エンジンを連携した「つながるクルマ」のコンセプトモデルを展示。感情を持つことでクルマは単なる移動手段ではなく“ぬくもり”のあるパートナーになる──。表情や会話、運転状態などからドライバーの感情を理解して、快適なドライビング環境を提供する。例えば、急いでいるようなら、安全運転を呼び掛けたうえで目的地までの最短ルートを提案。また、疲れているようなら、休憩することを提案。近未来のクルマ社会を先取りした興味深い展示であった。
 
Pepperが“できること”がさらに拡大
多様なアプリが開発され、Pepperの活躍の場は、さらに広がっている。例えば「レジ for Pepper」を使えば、接客・注文・決済もPepperがすべて行う。介護業界向けに健康体操の指導や会話、夜間の徘徊見回りを行うアプリもあります。また「SMSアプリ」は店頭での呼び込みから会員獲得までを行うアプリでクーポンを配信して来店促進を図ることも可能だ。多くの来場者がPepperに触れ、コミュニケーションを楽しんでいた光景から、「Pepperのいる日常が当たり前になっていく」、そのことを改めて実感する展示内容だった。
最先端のドローン・ソリューションを展示
急速に普及しているドローンは、さまざまな領域で応用が期待されている。そうしたニーズに対応するために機器も進化を続けており、ブースでは最新のドローンとカメラ、制御システムや撮影映像を処理・編集するシステムなどを組み合わせたソリューションが展示されていた。搭載するカメラは1億画素の超高精細で8K映像の撮影が可能。高所・難所での点検業務や測量業務で威力を発揮。ドローンの自動飛行や自動撮影も可能となっており、ドローンが「ロボット」となって作業を行ってくれる。
IoTを即戦力のビジネスツールに
ソフトバンクは、IoTビジネスの実現を支援する多様なソリューションを提供している。グループの総合力を生かせば、デバイス、通信、ストレージ、アプリケーションまでワンストップで提供することが可能です。ソリューションンの中核を担う「IoTプラットフォーム」は、さまざまなデバイスやデータを連携させることができ、スピーディにシステムを開発できる。また「屋内GPS(IMES方式)送信機」を使えば、屋内でのGPS利用も可能になり、屋内ナビゲーションや広大な倉庫・工場など、IoT活用の幅が広がる。

働き方の変化を助けるIoT・AI活用ソリューションも盛り上がりを見せる

ジュニパーネットワークス株式会社
IoTを飛躍させる次世代型セキュリティ
すべてのアプリケーションにQoSを設定し、帯域の有効活用とトラフィックコントロールを可能にする「App QoS」のほか、ジュニパーネットワークスが提唱する次世代ネットワーク「SDSN(Software Defined Secure Network)」などを展示。SDSNは、ネットワーク、およびセキュリティを論理化して、迅速な脅威の検知・対策に加え、運用を簡素化する。また、SDSNを発展させた企業間ネットワーク「SD-WAN」も注目を集めていた。IoTの活用には、ネットワークが必要不可欠。より高度なネットワークを実現するソリューションに高い期待が寄せられていた。
ノキアソリューションズ
&ネットワークス株式会社
映像から新たな価値を創出するIoT基盤
IoTプラットフォーム「IMPACT」を提供するノキアソリューションズ&ネットワークスは、このプラットフォームをベースにしたビデオアナリティクスなどを展示。映像からベクトル情報(速度、密度、方向、滞留)を分析し、異常状態の検出が可能。パブリックセーフティなどへの応用が期待されます。また、360度の視野で3D 4K映像を撮影できるプロ向け360度VRカメラ「OZO」も展示。臨場感あふれる映像は、コンサート、イベントなどのエンターテイメント分野のほか、医療などでの活用が見込まれている。
シスコシステムズ合同会社
Cisco Sparkで実現する働き方改革
シスコは、コミュニケーションを変革するソリューションで「働き方改革」を支援している。超高画質なバーチャル会議を可能にするテレプレゼンスのほかに、コラボレーションサービス「Cisco Spark」を提供。セキュアな仮想会議室をクラウドで提供し、音声やビデオ通話、メッセージの送受信やファイルの共有・閲覧を安全な環境で実現。PC、スマートフォン、テレビ会議端末のほか、画面の図や表への書き込みができるデジタルホワイトボード「Cisco Spark Board」との連携も可能。Cisco Spark Boardに書き込みを行いながら、離れた場所の相手とも共同作業が可能。
 
シャープ株式会社
AIoTで「ココロに届く」サービスを
シャープは独自のAI技術エンジン「ココロエンジン」を活用し、AI×IoTによるモノの人工知能化「AIoT(Artificial Intelligence of Things)」を提唱している。その基盤となるのが、AIoTプラットフォームだ。ブースでは、この技術を使った工場における製造機器の遠隔監視・制御などのほか、お客さまと対話ができる「QAコミュニケーションシステム」を紹介。カスタマーサポートの品質向上と業務効率化に有効だ。この仕組みをロボットや家電に組み込み、パートナーと共に新しいビジネスやサービスの開発も進めているとのこと。
日本ユニシス株式会社
エッジ処理&クラウドで実現する人流解析
IoTデータの処理は、センター側とのやりとりが頻繁でリアルタイム性が求められる。そこで、日本ユニシスは、モノのあるエッジ側でも処理を担う「IoTビジネスプラットフォーム」による解決策を提案している。ブースでは、映像解析技術とIoT基盤技術を組み合わせた「人流解析サービス」、センサーデータをもとに館内の温度・湿度・CO2濃度などを可視化する「空気環境モニタリング」のデモを公開。IoTビジネスプラットフォームを活用すれば、エッジに処理機能を持たせたシステムが短期間で構築できる。
リクルートライフスタイル株式会社
「商う」をもっと自由に、もっと楽しく。
リクルートライフスタイルの「Airシリーズ」は、シンプル・カンタン・スマートな店舗運営を支援する。例えば、受付管理アプリ「Airウェイト」は、簡単な受付登録を行うだけで、その時間になったら、電話やメールで自動的に通知してくれる。顧客のムダな待ち時間を減らし、店舗の混雑緩和に役立つ。さらに、この仕組みをPepper for Bizと連携させれば、ユーザエクスペリエンスが向上。実際、Pepper Innovation Challenge 2015ではベスト接客ビジネス賞を受賞した。また、QRコードをかざすだけで決済ができるモバイル決済アプリ「Airレジ」は、LINE Payのほか、中国のAlipayにも対応。訪日外国人対応に効果的だ。
 
セイコーインスツル株式会社
どこでもモバイル決済を支える
レシートプリンタ
近年、スマートデバイスをレジ端末として利用するケースが増えています。それに対し、セイコーインスツルは、スマートデバイスと連携できる超高速・コンパクトな業務用POSレシートプリンタ「RPシリーズ」、超小型・超軽量モバイルプリンタ「MP-B20」および「DPU-S245」を提供している。コンパクトなのに印字スピードは非常に高速。駅の売店など、スペースの限られた場所や、車での移動販売、イベントでの屋外出店など、レジや大きなプリンタを置くことが難しい場所での決済ツールとして有効だ。
Dialpad Japan株式会社
オフィスの電話をクラウド化する
「Dialpad」
ユニファイドコミュニケーションのためのソリューション「Dialpad」は、マルチデバイスに対応し、Googleアカウントにログインするだけで、電話やビデオ会議、メッセージングなどの機能を安価な月額サービスで利用できる。クラウド型なので、インフラの整備や運用管理は不要。代表番号での受発信、部署・個人転送、自動音声ガイダンス、容量無制限の全通話録音など、ビジネス利用に対応した機能も備えている。Office 365やセールスフォースなどのクラウドサービスとも連携でき、働き方改革も一気に加速する。
グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
多くの企業が採用する
クラウドサービス基盤
さまざまな企業がクラウド上から多様なサービスが提供されている。「 G Suite 」などを提供する Google も、その1社だ。しかも、Google は、そのサービス基盤そのものも「 Google Cloud Platform 」として顧客に提供し、 多くの企業のクラウドビジネスを支援している。Google 自身が、自社のビジネスのために開発したクラウドとあって、安全性や性能、信頼性は保証済み。また、コンピューティングリソース、ストレージ、ネットワーキング、データ、機械学習など、あらかじめ用意されているさまざまなサービスを活用して、早期にシステムを立ち上げることが可能だ。
 
WeWork Companies, Inc.
世界中に広がるビジネスと人の輪
同じような意思を持つ仲間たちと一緒に、自由に働けるコワーキングスペースを提供するWeWork。会員登録制で、フレキシブルプランなら、世界各国のコワーキングスペースを自由に利用できる。また、「WeWork Commons」と呼ばれる独自のビジネスネットワークでは、共にビジネスを発展させていける仲間を探したりすることが可能。展示会場では、VRドームに上海のコワーキングスペースが映し出され、おしゃれな空間が来場者たちを魅了していた。
日本アイ・ビー・エム株式会社
IBM Watsonで創る新しいビジネスを提案
ツイッター上のつぶやきから、人の感情を理解し、電飾の色が変わるコグニティブ・ドレスや、気象データを分析して予測モデルを構築するシステムなど、IBM Watsonをベースにした具体的な活用モデルを数多く展示。気象データの予測モデルは、航空、電力、流通などの産業分野ですでに利用されている。例えば、生産ラインの不良品は、気象条件の影響を受ける部分も大きいため、予測モデルを活用した不良検査で、歩留まりの改善に役立てている企業があるとのことだ。
 
ビジネスを変革するためにテクノロジーの活用は不可欠な要素だが、ビジネスの課題は企業ごとに多種多様で、目的やゴールも違う。細分化されたニーズに対応するにはテクノロジーの力だけでなく、パートナーを巻き込んだ総合的な課題解決力が重要になる。会場にはソフトバンクグループをはじめ、パートナー各社とのエコシステムによるソリューションが数多く展示された。より具体的で課題解決力も高い。テクノロジーをビジネスのパワーに変え、短期間で成果が見込めることから、エコシステムによるソリューション開発は、さらなる広がりを見せていくだろう。

(取材日 2017.7.20、7.21)
 
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