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私たちの生活や仕事のスタイルは、SNSの浸透や各種アプリの進化によってすっかり様変わりし、人と人とのコミュニケーションの方法は今後も加速しながら大きく変化していくだろう。ビジネスの現場においてはこうしたコミュニケーションツールの進化がスピードと仕事効率のアップに寄与している反面、さまざまなツールによる多方向からの連絡にやや混乱している向きも少なくないはず。そこで今回の記事では注目のビジネスコミュニケーションアプリ「LINE WORKS」を軸に、近未来のビジネスシーンにおける人と人のコミュニケーションについて理想のあり方を考察していきたい。

石黒 豊氏
ワークスモバイルジャパン株式会社 代表取締役社長

日本デジタル・イクイップメント・コーポレーション、日本オラクル、日本マイクロソフトなどでハードウェア、ソフトウェアの開発、エンタープライズビジネスに携わる。2015年にワークスモバイルジャパン株式会社に参画後、2017年7月、代表取締役社長に就任。革新的なビジネスアプリの開発や普及、啓蒙活動に尽力する。

ビジネス・コミュニケーションに、そろそろゲーム・チェンジが起きる

2016年2月にローンチしたビジネスコミュニケーションアプリ「LINE WORKS」。その最新版である「LINE WORKS 2.2」は2017年12月に過去最大規模のアップデートとして60個を超える機能追加を実現。リリース以来、月額300円のライトプラン利用者も増えているという。立ち上げからわずかな期間で多くのビジネスパーソンや企業から支持を得ているこのアプリ。そもそもどのようなプロセスで開発、ローンチに至ったのか、石黒さんはこう語る。
「多くの方々に利用されているプライベート用の『LINE』、それとは異なる法人用のアプリの開発をするために別会社としてスタートしたのが私たちのワークスモバイルジャパンです。慣れ親しまれている『LINE』のユーザインターフェースを踏襲しながら法人向けの機能を強化することで、本格的なビジネスコミュニケーションアプリを作っていこうというのが発端。確かに、コミュニケーションツールがどんどん増えてきて、どれを、どんな場面で使えばよいのか迷っているユーザも多い。それに30年来続いてきたメールを軸とするビジネス上のコミュニケーションも、そろそろゲーム・チェンジが必要だろうと考えたんです。その大きなトランスフォーメーションにおいて、私たちはリーダーシップを取れるようになりたい。皆さんが使うツールのフロントエンドとして、『LINE』のインターフェースを利用して欲しい、ということですね。すでに『LINE』を使用中の方にとっては、抵抗なくスムーズに使い始められる点が『LINE WORKS』の大きなアドバンテージなんです」
チームメンバー間で共有・管理でき空き時間を自動検索してくれるカレンダーや、最大200名と同時に通話が可能なグループ音声通話・ビデオ通話機能など。こうした機能的かつ直感的でスピーディなビジネス・コミュニケーションが、すでに馴染みの深い「LINE」同様のインターフェースで利用可能なのだ。

「LINE WORKS」が変えるビジネス・コミュニケーション

メールと「LINE WORKS」によるコミュニケーションを比較してみると、よりその差異が鮮明になる。例えばメールの場合、同じ会社内のやりとりでも、宛名、自分の氏名や部署、挨拶などの文面を経て、ようやく本題に入るのが一般的だ。ところが、「LINE WORKS」を使う場合は1行目から本題に入っても全く違和感がない。また「LINE WORKS」は「LINE」同様、写真や動画を添付しながらのやりとりもスムーズだ。ビジュアルで見て瞬時に理解しあえるコミュニケーションは「LINE WORKS」ならではのメリットであり、正確かつスピーディなやりとりがビジネス上、大きなアドバンテージともなる。

もちろん、「LINE」の象徴的なコミュニケーション方法であるスタンプも「LINE WORKS」で利用可能だ。
社員から石黒さんへのメッセージでもスタンプが利用されている

「『LINE』のオリジナルキャラクターである『ブラウン』や『ムーン』などももちろん利用可能です。ビジネスシーンでの利用を考慮し、一部のキャラクターはスーツを着たバージョンなども用意しているんです。直感的に分かり合える、気持ちを伝え合えるスタンプはビジネスの場でも好評を得ています。企業風土によってスタンプの使い方はそれぞれのようですが、こうしたやりとりによって上司と部下、同僚同士のリレーションが少しでも深まっていけばと考えています」
社内でのコミュニケーションだけでなく、顧客とのやりとりにおいても「LINE WORKS」は威力を発揮する。具体的な導入効果について石黒さんはこう説明した。「例えば、不動産販売会社だと、お客さまが家をこういう形にしたい、こういう色にしたいという時、営業担当者は『LINE WORKS』で、お客さまは『LINE』で、それぞれ具体的なビジュアルをやりとりしながら理解し合うといったことがスピーディにできます。また、スーパーの青果売り場の担当者が農家さんとやりとりする場合、収穫した果物がどんな色でどんな形をしているかということも、ビジュアルで瞬時に担当者が理解できるので、タイミングを逃さずかつより良い物を仕入れられるといった効果も期待できる。すでに数千万人という方に親しまれている『LINE』と『LINE WORKS』がつながることで、ビジネスの可能性はおおいに膨らむと私たちは考えているわけです」

「LINE WORKS」のセキュリティ

新たなデジタルツールを企業が導入する上で、利便性と同様、ポイントとなるのがセキュリティ面だが、その点でも「LINE WORKS」は大きなアドバンテージを有する。数あるビジネスチャットのアプリで国際基準の認証を取得しているものは数少ない。その点グローバルベンダーとの連携も視野に入れている「LINE WORKS」は、ISO/IEC、SOC2/SOC3といった認証を取得し、プライバシー情報保護の観点でも安全性を担保している。

「企業内の管理者からすれば、社員がスマホをどこかに置き忘れるというトラブルも心配ですよね。こうした場合には、管理者が端末を指定して対象者をいったん、強制的にログアウトしたり、アプリやキャッシュのデータを全てクリアしたりするリモートワイプの機能も備えています。また、ExcelやPowerPointの重要なファイルを端末側にダウンロードさせない機能もあり、二重三重でセキュリティ面には配慮しています」

「LINE WORKS」は働き方改革の主役となり得るか

「LINE WORKS」のようなツールによって、ビジネスパーソンのワークスタイルも変わっていくだろう。電車での移動中や、外出先でのちょっとしたスキマ時間にもスピーディかつ効率的にコミュニケーションをはかれるのも「LINE WORKS」のメリット。複数人での電話会議機能を利用すれば、在宅勤務時でも重要な会議に参加でき、働く場所と時間を選ばない。そういったメリットを最大限発揮した先に、結果として「働き方」が変わったという実感を得られるのでまずは使ってみて欲しい、と石黒さんは言う。
「例えば、ひとつのプロジェクトに社員が10人関わっている場合、1人の意思決定が遅れることで、ほかの9人が待たされるといった事態も起こりうる。ところがスキマ時間を活用してスピーディなコミュニケーションがはかれるとこうした状況も改善できる可能性があるのでは、と思うんです」

つまり、1人が効率的なコミュニケーションをすれば、受け取る側のスピードも上がる。その積み重ねが大きな成果を生む。結果としてこうしたツールが、社会問題ともなっている残業時間の削減にも効果を発揮する可能性があるのだ。

一例として、「LINE WORKS」を導入している印刷会社では、社内の情報交換がスムーズになったことで社員1人あたり、月に30~40時間も残業時間が減った、など実際の効果が表れているケースがあるという。

「LINE WORKS」が多くの業務をシームレスにつなぐ

「LINE WORKS」が目指すビジネスチャットは「コミュニケーション効率化」にとどまらない。

「企業の受付業務や経費精算、出勤退勤時間の管理業務なども『LINE WORKS』を使えばつなげていける。営業担当者がよりスピーディにスケジュール管理をしたい場合、『今日の予定は……』、といった風に声をかけるだけで入力済みのスケジュールを瞬時に確認できます。さらに、帰社した後にはAIと連携したボットからの『今日の訪問はどうでしたか?』といった問いに答えていくだけで訪問履歴を記録することも可能です。つまり『LINE WORKS』というフロントエンドさえ利用すれば大半の業務をシームレスにつなぐことができるわけで、こうしたコンバージェンスのメリットも特長だと考えています」

 働き方改革には、企業風土の改善や社員の意識改革などが必要だが、効果的なビジネスコミュニケーションアプリの導入は今後、職場環境を変えていく上で大きな役割を担うだろうと語る石黒さん。短期間で「LINE」が世の中に浸透していったのと同様、『LINE WORKS』がビジネスを変える速度も予想以上に速いのかもしれない。
取材日 2017年12月20日
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