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ソフトバンクグループの法人向けイベント「SoftBank World 2018」の展示会場では、ソフトバンクグループやパートナー各社の最新ソリューションが多数展示。会場ではAIやIoT関連の先進的な取り組みを行う企業から、SlackやWeWorkといった知られた企業まで、「情報革命」を担う企業の展示が並んだ。その中の一部を紹介したい。

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Slack Japan
コミュニケーションを快適にするビジネスコラボレーションハブ
Slackは企業のコミュニケーションをよりシンプルに・より快適に・より有意義にするビジネスコラボレションハブ。Slackのコミュニケーションの中心となる「チャンネル」機能以外にも、ダイレクトメッセージ、ビデオチャット、アプリケーション連携などさまざまな機能が搭載。また、SlackオープンAPIを使うことで、チームのニーズに合わせてSlackをカスタマイズできるのも特徴。展示ブースでは、カスタマイズの仕方や実際に導入した企業の事例などが多数紹介されていた。Slackを活用することでシームレスなコミュニケーションを実現し、生産性改善にもつながる。スタートアップ企業からグローバル企業まで導入が増えつつあり、今後も成長が期待される。
Brain Corp.
人材不足を解消するAI清掃ロボット
サンディエゴに本社を置くBrain Corp.社は、高度な自律走行システムの開発を専門とするソフトウエア企業。SoftBank Robot Worldの会場では、自動運転技術を活用した自律走行型清掃ロボットRS26 powered by BrainOSを展示。
最初に手動運転で清掃ルートを記憶させ地図データを構築。次回以降はボタンを押すだけで自動的に記憶したルートの清掃を行うことができ、誰でも簡単に運用できるのが魅力。進路上に予期せぬ障害物や人が現れたとしても自動で避けることができ、変化する環境にも柔軟に対応できる。
2018年8月からはソフトバンクロボティクスが自動運転洗浄機向けのサービス「AI 清掃PRO」として提供を開始。導入によって低コストで労働力の確保が可能になるだけでなく、人為的ミスの削減、スタッフの効率的な配置といったメリットもある。人材不足に悩む清掃業界の清掃ソリューションとして期待されている。
Nauto
安全運転をサポートするAI搭載型通信ドライブレコーダー
NautoはAI搭載型の通信ドライブレコーダー「ナウト」を手がける米国のスタートアップ企業。国内ではオリックス自動車が国内自動車リース会社としてNautoと独占販売契約を結び、ソフトバンクは営業面で支援するという提携を結んでいる。「ナウト」は通信機能を備えた高性能小型カメラでドライバーの運転状況や車内外で発生する事象を検出・記録し、AIで運転の危険度をリアルタイムに分析。また、わき見運転などを検出し、ドライバーと管理者に通知する機能も備えている。管理画面では、運転ドライバー/車両ごとに移動距離や経路を確認することが可能。これによって、事故の削減は最大50%に低下、業務効率が最大15%アップする見込みだという。安全運転をサポートする技術として注目を集めている。
ソフトバンク 「BLUU Smart Parking」
IoTカメラセンサーを活用した次世代パーキングソリューション
「BLUU Smart Parking」は、従来よりも初期投資およびランニングコストを抑えて駐車場の管理・運営ができるサービス。
駐車場を提供するオーナーには、車のナンバープレート認識および入出庫を検知する“カメラセンサー”と、駐車場情報をリアルタイムで可視化する“管理プラットフォーム”を提供する。
また、ドライバーには駐車場の空き状況をリアルタイムで確認ができるほか、駐車料金はオンラインのクレジットカード決済で簡単に精算できるスマートフォン用のアプリケーションが提供される。
今後は、企業が保有する駐車場や遊休地などの土地を有効活用し、都市部や観光地での慢性的な駐車場不足の解消を支援するとともに、ドライバーにとって利便性の高いサービスを展開していくという。
OpenStreet 「HELLO CYCLING」
IoTを活用した自転車シェアリングサービス
OpenStreetはソフトバンクグループの社員からアイデアを募集し、事業化する「ソフトバンクイノベンチャー」によって設立された企業で、「HELLO CYCLING」というIoTを活用した自転車シェアリングサービスを展開している。初回ご利用時に、自身の交通系ICカードを登録しておくと、自転車に設置されたパネルにカードをタッチするだけで取り付けられたスマートロックを開錠、自転車を利用できる。「HELLO CYCLING」に登録されたステーションであればどこにでも自転車を返却できるという仕組みだ。サービス提供側はユーザの利用情報を地図データ上でリアルタイムに確認できる。観光スポットにステーションを設置することで集客を図っている自治体の事例もあり、地域の資源を活かしたブランディングにもつながりそうだ。
■関連リンク
「シェアリング×プラットフォーム」でつくる“ショートな移動”とは
根来龍之 氏 × OpenStreet 横井晃 氏
https://tm.softbank.jp/future_stride/topics/20170808/
Plenty
AIで管理する都市型インドア農場
サンフランシスコ発のスタートアップ企業Plentyは、AIとビッグデータによって効率的に管理した屋内農場を手がける企業だ。従来、農場を経営するには広い土地が必要だったが、Plentyが取り組んでいるのは屋内にそびえる約6mのタワーでの水耕栽培。AIによるデータ解析に基づいて、温度や湿度、LED照明や水の量をすべて管理し、従来の農法に比べ高い生産性を誇っている。このAIを活用した垂直農法によって狭い空間であっても作物を栽培することが可能になり、都市に近い場所に“農場“を作ることで配送コストを抑える事ができるだろう。限りあるスペースを有効活用するこの農法は、将来的な食糧問題の解決の一助となりそうだ。
Mapbox 「Mapbox Vision SDK」
開発者向け地図API・SDK
Mapboxは開発者向けに位置情報や地図検索、ナビゲーションサービスなどの地図APIやSDKを提供するサンフランシスコ発の企業。展示会場では、ライブロケーションシステムのデモが実施されていた。
Mapboxは月間3.5億人以上のユーザから位置情報を取得しており、その情報をもとにリアルタイムに地図を更新している。さらに、自由度の高いカスタマイズ性がポイントであり、地理空間の視覚化や、目的地への最適なルート検出、さらにはARを現実世界にマッピングすることもできる。また、2018 年9月リリース予定の「Mapbox Vision SDK」も公開。
スマートフォンのカメラを使用した、ARナビゲーションのシステムで、リアルタイムに画像処理を行い、スマートフォン上に高精度な道路情報や車間データなどを表示させ、「車の眼」に変えることが可能になるという。将来的には自動運転などに応用されることが期待される。
Aeris Japan
コネクテッドカーの最新ソリューション
企業のさまざまなIoT活用のニーズに応えるソリューションを提供し、IoTとテレマティクスのリーディングカンパニーであるエアリス社とソフトバンクの合弁企業がエアリス・ジャパンだ。エアリス・ジャパンではIoTやテレマティクスの利活用などを支援する事業を行っている。ブースでは、自動車メーカーが主導するコネクテッドカー向けのプラットフォーム「エアリス・モビリティ・プラットフォーム」のデモなどを展示していた。テレマティクスによって車のGPSや衝撃度、アクセラレーションなどのデータをトラッキングすることで、エリア内の車の台数などを把握ができる。車載管理システムやライドシェアなどのサービスへの活用が見込まれたソリューションとなっている。
■関連リンク
海外先進事例に学ぶIoT・テレマティクスサービスの未来
コネクテッドカー、フリートマネジメント、医療の現場にも
https://tm.softbank.jp/future_stride/topics/20180709/
SBクラウド
ビッグデータを活用して、小売業・製造業をサポート
SBクラウドは、ソフトバンクとアリババグループの合弁会社。アリババグループの「タオパオ」や「Tモール」といったサービスを提供するアリババクラウドの技術を活用して、日本でのクラウドサービスを提供している。アリババクラウドが中国で展開するビッグデータやAIに関するサービスを日本でも展開しており、小売業や製造業の分野でサービス提供が行われている。展示ブースでは導入事例が紹介されていたほか、モニターに映った自分の顔にバーチャルリアリティで化粧品の色を重ねてオンラインで試すことができるシステムを展示。中国で実際に運用されている最新のショッピングを擬似体験できるとあって、ブースは多くの人で賑わっていた。
WeWork Japan
コミュニティを中心とした、これからの時代のワークスペース
2010年にニューヨークで誕生し、現在は世界23ヵ国で展開するWeWork。クリエイティブなワークスペースの提供に留まらず、世界中のメンバーコミュニティを通じてお互いが刺激しあえる環境を提供するという点が特長だ。展示会場のブースでは、WeWorkの雰囲気が体験できるコーヒースタンドが登場。業界も会社も職種も違う人が、コーヒーを飲みながら自由にアイデアを交わすことで新しいイノベーションのきかっけをつくるというWeWorkのコンセプトを表現していた。2018年8月には神宮前・原宿エリアに日本で6つ目の拠点となる「WeWork Iceberg」が誕生。今後は横浜、大阪、福岡など各主要都市でも順次オープン予定とのことで、しばらくはWeWorkの動向から目が離せない。
■後記
本記事では、ソフトバンクの「群戦略」の一端を担う、出資企業の数々を紹介した。名を連ねているのはテクノロジーの提供に留まらず、それぞれの分野において産業構造に変革をもたらし、生活者に新たな価値を提供する企業だ。あらゆるものがIoTと5Gでつながっていく世界において、ソフトバンクが提供するものはネットワークインフラや通信に留まらない。出資企業がそれぞれに掲げるビジョンが実現した世界――。それこそが、ソフトバンクが情報革命の先に描く未来である。
 
SoftBank World
https://softbankworld.com/
 
 
■関連リンク
SoftBank World 2018 【講演動画公開】孫正義が語るソフトバンクグループの「AI×群戦略」
https://tm.softbank.jp/future_stride/topics/20180910/
情報革命はどのように起こる? 5G、IoT、AI、それぞれの今
https://tm.softbank.jp/future_stride/topics/20180910_1/
世界のトップ企業が集うソフトバンクの「群戦略」。その正体に迫る
https://tm.softbank.jp/future_stride/topics/20180910_2/
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